インテリアコーディネーターが選ぶ、「私の好きな照明6選」
DEJIMASTOCKには現在6人のインテリアコーディネーターが在籍しています。全員女性で個性も感性も「良い意味で」バラバラ。
そこで、ひとりひとりに、好きな照明・一番おすすめしたい照明を聞いてみましたのでご紹介します。
✴まず一人目。ICカワモトの選ぶ照明はこちら。
均整の取れた彫刻的でタイムレスなフォルムは、パントン特有のデザインです.アクリル製の半球形シェードが柔かい拡散光を周囲の空間にひろげます.シェード先端とその内部のトランペット形ソケットカバー先端を結ぶ延長線上に電球のフィラメント部分がくるようデザインされており、パントンと個人的にも親しかったポール・ヘニングセンのランプデザインの影響がうかがえます.1971年発表。
✴続きまして、ICタサカが選ぶ照明はこちら。
1958年に発表したペンダント照明の名作.電球全体を覆い隠すグレア・フリーデザイン.卓上をしっかりと照らし、テーブルを囲むひとびとの顔を柔らかく美しく照らすためには、卓上60センチの位置に吊り下げてください.2種のホワイトタイプと、6種のカラータイプ、そしてカッパータイプがあります.カラータイプは、トップシェードからボトムシェードに向かって色合いを弱めるグラデーションを持たせています.デザイン60周年を記念して発売したカッパータイプは、メインシェードと内部ミニリフレクターに銅素材(ポリッシュ仕上げ、表面無塗装、シェード内面は白色塗装)を採用しています.
✴続いて、ICヤマサキが選ぶ照明はこちら。
構造はいたってシンプルです。大きなシェードをワイヤーで吊り下げ、そのシェードは上からのスポットライトで照らされます。乳白色のシェードで反射した光は天井面を照らし、透過した光は下面を照射します。この構造のおかげで、最小限の体積ながら、直径60cmという大きな発光面を上下両面に向かって機能させることに成功しています。この合理的なデザインを手がけたのはアッキーレ・カスティリオーニです。機能を美しく見せるデザインを得意としたカスティリオーニのデザインの特徴が、この照明でも随所に反映されています。
ICヤマサキもう一つのおすすめがこちら。
スウェーデンの陶芸家アヌ・モザーによる、しずくのようなオーガニック・フォルムは、ガラスを吹きはじめた時にできる、ナチュラルなかたちです.マット仕上げの吹きガラスなので、明かりを消したときにはさらっとした表情でインテリアの美しい要素となります.ソフトな拡散光を空間全体に広げるため、高めに吊り上げるアンビエント照明として適しています.大きさは3サイズ.
✴続きまして4人目、ICイノウエが選ぶ照明はこちら。
ヴェネチアに自社ガラス工房を持つVistosiのために1967年にアンジェロ・マンジャロッティによってデザインされた照明器具。ガラスパーツは全て熟練した職人によるハンドメイドでそのガラスパーツを繋ぎあわせることでヴァリエーション豊かなフォルムを形成しています。光のオブジェのような、機能と美しさを兼ね備えた佇まいは時の流れに自然と寄り添う存在感をもっています。
そして、ICヤマネが選ぶ照明はこちら。
イタリアデザイン界の巨匠であり、照明ブランドFLOSの創始者であるアッキーレ・カスティリオーニが1962年にデザインしたトイオ(Toio)フロアライトです。電球部分は自動車のヘッドライト、剥き出しのトランス、フレーム部分は伸縮する釣り竿と、既成製品を組み合わせて新しい価値観を創造するアッキーレ・カスティリオーニの、まさに典型的な作品です。
最後、ICツチヤが選ぶ照明はこちら。
USBで充電できるので、コンセントのない環境でも使用できるのが、最大の特徴です。ベッドサイドはもちろん、夜間のBBQやキャンプなどにも最適。ホワイトのボディに、ナチュラルオークの持ち手がアクセント。どんなインテリアにも合わせやすい、可愛らしいデザインと、おしゃれなパッケージも魅力です。調光もでき、100%の明るさで5時間、50%で10時間、25%で20時間の連続使用ができます。スペインの照明メーカー「マルセット社」のスタンドで、リヤドロの照明「ベル・ドゥ・ニュイ」シリーズを手掛けたインマ・ベルムデスがデザイン。
いかがでしたでしょうか。
ご覧いただいたように、ひとりひとり選ぶ照明は全く違った観点のものばかりですが、どれもデザイナーの光と美へのこだわりが生み出した名作達です。
DEJIMASTOCKでは個性と知識豊かなスタッフが、あなたらしい照明を見つけるお手伝いをさせていただきます。
写真・商品説明元:louis poulsen, FLOS ,Vistosi , 大塚家具公式HPより
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