【コーディネート事例】「静」の空間

 

ポイント①カラーで空間に差を付ける

広さは半畳4枚分。

畳をグレーと紺色の市松模様にしています。

お施主様のご要望の紺色にグレーを組み合わせた配色としました。

印象的な色使いが他の空間との差を生み出し、

「ここでは気分を整えよう」というマインドの切り替えに繋がります。

 

ポイント②籠り感を演出する

こちらのお部屋は階段を上った先の小屋裏になります。

入口の高さは1ｍ35㎝、天井の高さは1ｍ40㎝で、

座った状態でも天井を近く感じるので、ちょうど良い「お籠り感」を味わえます。

ですが西側には窓があり、太陽の日差しや風も感じられる空間です。

 

ポイント③内障子で繋がる

この足元にある小さい障子は、階段と繋がっており、光が漏れて、うっすら中の様子が伺えます。

籠っていても、やわらかく繋がり、周りを感じる事ができます。

外の音を聞く事で、より静を感じます。

今回は狭い空間だからこそ実現できた”静”の空間です。

最近は、ヌックという空間の使い方も増えてきています。

小さくても居心地の良い空間づくり　いかがでしょうか？

 

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