最新のブラウザをご使用ください

古いブラウザにてご利用いただいた際に、部分的に機能が制限されたり、また正常にページが表示されない場合がございます。

【information】奥深い美しさを創造する『箔』

「箔」ときいて、まず金屏風や金閣寺などに使用される金箔をイメージされる方は多いのではないでしょうか。
上質で雅(みやび)な空間には欠かせない金箔は、日本の伝統的な価値観である「ハレとケ」のハレを彩る最高級の素材です。しかし、きらびやかで雅(みやび)がゆえに、現代の住宅には取り入れにくい素材と思われがちではないかと思います。
※ハレとケ…日本人の伝統的な世界観のひとつで「ハレ」はお祭りや年中行事などを行う特別な日、非日常。 「ケ」は普段の生活、日常を意味します

現在、箔は金のみでなく、銀、アルミ、錫、銅、洋金(真鍮)など様々な金属で加工されています。その箔を和紙や塩ビシートなどに貼り合わせることにより箔押し紙は出来ていますが、絹を重ねたもの、揉み加工を施されたもの、燻して変色させたものなど多数開発されており、伝統を重んじつつ時代に応じた新しい価値と美しさを求めて、新たな価値が日々創造され続けています。

広島から箔文化を世界に発信する企業「歴清社」

広島で1905年より箔押し紙を作り続けている企業「歴清社」
創業当時は京都から金箔を仕入れていましたが、高価で時間もかかるうえ手に入りづらいということで、思案の末  創業者が安価な洋金(真鍮)箔を使った箔押し紙の開発を行い、約10年の歳月をかけて本金箔と同様に変色しない洋金(真鍮)箔を日本で初めて製品化しました。以来、評判が評判を呼び、国内のみならず世界にも販路を拡大し、神社仏閣だけではなく高級ホテルや美術館など様々な場所で活用されています。

金箔をはる作業風景

天井高6mの工場内での乾燥工程

DEJIMASTOCKにて取扱いスタート

魅力的な家具インテリアの品揃えで、インテリアデザインの魅力を発信してきたDEJIMASTOCK。
昨年より始めたタメンタイ合同会社とのコラボによる広島・瀬⼾内エリアの若⼿アーティストのアート発信に加え、本年より、広島から世界へ箔の魅力を提供する歴清社の「箔商品」の取り扱いを開始いたします。

 

 

ショップの1Fから2Fへ上がる階段の踊り場に、歴清社さんの箔押し紙「幾重(Landscape)」を展示いたしました。DEJIMASTOCKのイメージカラーであるブルーとの相性も良いこちらの箔押し紙は、アルミ箔・本銀箔・紙・青色オーガンジーをランダム組み合わせてできています。見る角度により輝き方が異なりモダンなデザインながら奥深い美しさを感じます。

今後は、複数のアートパネルの展示も予定しています。サイズオーダーも可能で、既存の住宅にもアート感覚で気軽に飾ることができる商品です。(300角 約3万円/税別~)

写真だけでは伝わらない「本物の美しさ」をぜひDEJIMASTOCKでお確かめください。

BLOG 一覧